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松原仁の活動を報告いたします。

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小泉首相に
「一票の格差」是正を強く求める決議

わが国の現行憲法は、すべての国民は法の下に平等であって、国民固有の 権利として参政権の平等を明確に定めている。しかるに、憲法が制定されて 50余年を経過したが、いまだにその参政権の平等は実現していない。歪ん だ定数配分が放置され、地域間に「一票の格差」が存在しているからである。
衆議院では、「一票の格差」を2倍以内に収めるという法律の規定があるに もかかわらず、2倍を上回る格差が生じている選挙区が当初より年々増加し、 今では300小選挙区の3分の1近い95選挙区にのぼっている。一方、 参議院では、5倍近くの大幅な格差が最高裁でも「合憲」と判断され、定数配 分の不平等が長期にわたって放置されている。
今年は、昨年行われた10年に1度の国勢調査の速報値を踏まえて、衆議院 小選挙区の区割りを見直し、「一票の格差」を抜本的に是正する絶好の機会で ある。
しかしながら、現行の「衆議院議員選挙区画定審議会設置法」を改正しなけ れば、「一票の格差」を抜本的に是正することはできない。
そこで私たちは、衆議院300小選挙区の定数配分をする際に、まず47都道府県に一議席基礎配分して残る253議席を各都道府県の人口に比例 して割り振る現行の「一人別枠制」を廃止し、完全な都道府県ごとの人口比 に早急に改め、格差を1対2以内に収め、「一票の価値」の平等を実現すべき であると主張してきた。
私たち『「一票の格差」の是正をめざす議員連盟』結成の有力な呼びかけ世 話人であった小泉純一郎首相か国会において、一人別枠制の廃止も含めた「一 票の格差是正」の必要性を明確に答弁されたことに心から賛意を送りたい。
なお、本日、国会に議員立法として選挙区画定審議会設置法の一部を改正 する法案が提出されたが、この際、小泉首相は自民党総裁として強力なリー ダーシップを発揮され、党派的利害を超えて、政治の構造改革の最優先課題 として「一票の格差」是正に向けての法律改正を促進し、今国会において実 現することを強く要望する。

平成13年6月8日

「一票の格差」の是正をめざす議員連盟
代表世語人:柿澤弘治
事務局:鈴木康友 松原仁
世請人:岩國哲人 宇田川芳雄 海江田万里 小池百合子 小林興起 下村博文 鈴木淑夫 平沢勝栄 保坂展人 松沢成文 松本和那  (五十音順)

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