クラッシック音楽を愛した中高時代

中学・高校時代はクラッシック音楽にはまりました。まさにはまったという言葉が一番ふさわしいと思います。この頃は毎日のように、1日3時間以上クラッシック音楽を聴いていたのではないでしょうか。ベートーベン、モーツアルトから始まり、バッハ、シュッツ、ワーグナー、マーラー、ブルックナー・・・と次々に聴いたものです。

また、音楽は、作曲者が同じでも、指揮者、演奏者が違うだけでまた新たな魅力を感じることができるものなのだということを、多くの楽曲を聴くことで実感しました。例えば、ベートーベンの交響曲第9番でも、カラヤン、フルトヴェングラー、ワルター、トスカニーニ。こうして指揮者が変わるだけでも全く違うものになるのです。指揮者のなかではフルトヴェングラーが好きで、彼の1944年ターナバウト版、1954年レッグレズ版など、名盤と呼ばれるレコードを買い集めては聴いていました。そういう意味では本当に音楽三昧な中高時代でしたね。正直、本気で音楽評論家になろうと思ったくらい、音楽が大好きでした。