『時代に即した柔軟な安全保障対策を!』衆議院議員 まつばら仁

衆議院議員まつばら仁です
令和五年もよろしくお願い申し上げます。

『時代に即した柔軟な安全保障対策を!』

テクノロジーの最先端を理解し、柔軟に制度を適応させる国家こそが、「時代精神が宿る国家」といえる。

経済に限らず、安全保障についても、テクノロジーの進化に即応して体制を整備できない国家は、いかなる時代においても繁栄を享受できないであろう。

特にミサイル技術の急速な進化により、国家の安全保障の前提が大きく変化している現実は無視できない。

これにより日本のみならず世界中のどの国家にとっても、もはや平時と有事の垣根が極めて低い時代に入ったといえる。

幕末に、ペリーが4隻の黒船を率いて日本にやってきた。
これは当時太平の世を謳歌していた日本に大きな衝撃を与えた、安全保障の大事件であった。

この時代は戦艦や敵の軍隊が目の前に現れない限り、国民を巻き込む国家間の戦争は始まらなかった。

しかし、テクノロジーの進歩によりミサイル技術が著しく進化した現代では、黒船が浦賀へ来航しなくても、日本は他国の高性能ミサイルにより常に攻撃されるリスクに晒されている状況にある。

すなわち現代国家の安全保障とは、恒常的にミサイル攻撃の脅威に晒されている環境を前提に構築する。

テクノロジーの進化に伴う安全保障環境の変化に対応して、日本が敵基地攻撃能力を含めて必要な安全保障の機能を備えることは十分な妥当性を持つだろう。

国家の最大の役割は、自国民の生命、自由、財産を守ることである。その役割を果たせない国家に未来はない。

安全保障に関する議論においても、「新しい時代、新しい技術、新しい環境」に対して、従来の発想にとらわれずに、それを乗り越えて柔軟に対応していくべきである。

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