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教科書問題の新聞記事

 教科書問題鳩山代表の採択反対発言
 民主有志議員が抗議

産経新聞 平成13年 5月10日
民主党の教科書問題ワーキングチームの有志議員5人は9日、鳩山由紀夫代表が韓国を訪問した再に扶桑社の中学歴史教科書について、「偏狭なナショナリズムに基ずく」などとして採択は望ましくないとの考えを示した問題で、鳩山代表に対して「極めて危険な外交態度と判断せざるを得ない」などと抗議する文書を提出した。文書は、鳩山氏の発言について、「発言が韓国当局の教科書批判に、正当性の根拠を与えたとすれば、不適切とのそしりを免れない」としている。5人は、鮫島宗明、大石尚子、牧義夫、松原仁、小泉俊明の各氏。


 民主若手5議員鳩山代表を批判
 教科書問題での外交姿勢で文書

毎日新聞 平成13年 5月10日
民主党若手衆院議員5人は9日、鳩山由紀夫代表が韓国の金大中大統領らと会談した再に教科書問題で示した外交姿勢や発言について、「当政策決定会合での合意や党見解を逸脱し、危険な外交態度だ」と批判する文書を鳩山氏に手渡した。歴史認識をめぐって党内の不協和音の一端が改めて表面化した。文書を出したのは、鳩山氏の訪韓に向けて問う見解作成にかかわった「教科書問題検討作業部会」メンバーの鮫島宗明、大石尚子、牧義夫、松原仁、小泉俊明の5氏。文書では、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書について、「独善的なナショナリズムの姿は残っている」と発言したことを、「特定の出版社の教科書を名指しでコメントしないということが作業部会で決定した党見解だった」と指摘。さらに、「代表発言が結果的に韓国当局の教科書批判に正当性の根拠を与えたとすれば、不適切のそしりを免れない」と批判した。


 教科書問題鳩山発言が波紋
 民主内 保守系、反発強める

読売新聞 平成13年 5月11日
歴史教科問題に関する鳩山代表の発言をめぐり、民主党内に波紋が広がっている。先に訪韓した鳩山氏が「新しい歴史教科書をつくる会」主導の中学歴史教科書を「好ましくない」と批判したことに、一部の保守系議員が反発しているためだ。松原仁衆院議員は7日の代議士会で、「党内議論では個別の教科書の採択についはいわないはずだった」と述べた。同党の教科書問題検討ワーキングチームがまとめた見解では、「教科書採択への政治不介入」を打ち出したものを受けたものだ。松原氏や鮫島宗明衆院議員ら5人は9日、鳩山氏に「互いに根本的に考えが違っている。今度ゆっくり話をしよう」と述べるにとどまった。こうした保守系議員の動きに対し、岡田政調会長は10日の国会役員会で、「教科書についてのコメントは代表に一任されているはずだ」と批判し、松原氏らと党執行部との確執が続いている。